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バリアフリーの法律とは?

車いすでの移動など、どんな人でも安全にそして快適に移動できる空間のことをバリアフリーと呼んでいますが、バリアフリーには法律が制定されているのをご存じでしょうか。

そこで今回は、バリアフリーの法律について解説していきたいと思います。

バリアフリーの法律は、バリアフリー新法として2006年に成立・施行されました。

バリアフリー新法では、

・利用者5000人以上の駅やターミナルでは100%のバリアフリー化とすること
・公共交通機関や特定の建築物などのバリアフリー化

などを法律によって義務付けることとなりました。

このバリアフリー新法の施行により、障害者や高齢者の意見を計画段階から求め反映させることができるようになったことが最大の特徴となっています。

障害者や高齢者の人々が、実際に最寄り駅からバスに乗るなど公共交通機関を使い目的に向かうルートを想定したうえで、実際にそのルートを視察、必要な個所の段差をなくすという作業が行われ、誰もが快適に安心して利用できる空間となっています。

 

このほかにも、車椅子でも利用できるトイレの設置、ノンステップバスなどが当たり前に作られるようになり、バリアフリー化が世の中に自然と浸透していったのは、バリアフリー新法の施行によるところが大きいです。

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2020.01.20

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